このたびルドファンでは、フランスの名門ファブリックブランド 「LINDER」 の商品を、独自ルートで直輸入し、取り扱いを開始いたしました。
LINDERは、1904年創業・5世代続く家族経営の老舗メーカー。創業の地は、織物の伝統が息づくフランス中南部ロワール県のヴォリア(Violay)という小さな町です。そこから120年の歳月をかけて育んできたファブリックの美しさ、織りの技術、そして“メイド・イン・フランス”の誇りが、現在のLINDER製品に凝縮されています。
ジャカード織の芸術と、フランスらしい色彩の美学
LINDER最大の魅力は、ジャカード織機を駆使したデザイン性豊かなファブリック。どこか詩的で奥行きのある表情をもつその生地は、フランスらしい色づかいと光の透け感、そして立体感のある織柄が特徴です。
ボイルやオーガンジーの軽やかなレースから、遮光・遮熱に優れたテクニカルな厚地生地まで、ラインナップは実に多彩。華やかさの中にも気品があり、ヨーロッパの邸宅やホテルで実際に使用されているクオリティを、ご自宅でお楽しみいただけます。
生地へのこだわりは「距離の短さ」と「顔の見えるものづくり」
LINDERでは、生地の設計・製織・染色・縫製・出荷のすべてをフランス国内で完結。それぞれの工程が、車で1時間以内に点在する自社工場で行われており、「生産の見える化」そして「一貫品質管理」を徹底しています。スイスの雪解け水を使用している標高1000m付近に位置する工場もあり、ローカルでエシカルな一面もあるメーカーです。
また、近年ではオーガニックコットンやリネン、アップサイクル素材など、地球環境に配慮した新しい取り組みも進めており、サステナブルでありながら感性に響くファブリックづくりが評価されています。
LINDERの製品に対するこだわり
自社で生産設備を持つメーカーでありながら、積極的に商品開発に取り組んでいます。
ヨーロッパの名だたる展示会に出展し、世界のエディターやバイヤーから高い評価を得ています。自社オリジナルの製品から、トップブランドから依頼された製品も数多く製造しています。
LINDERを選ぶということ – カーテンから広がる特別な空間づくり
以前は日本のあるカーテンメーカーが取り扱っていたボイルレース生地に定評があり、それがLINDERとの出会いでした。
単なる無地のボイルレースでしたが、カーテンにしたときの綺麗さが群を抜いていました。日本の他のメーカーのカタログでもほぼ見ることができたのですが、LINDERのボイルレース生地に勝るものはありませんでした。
やがて取り扱いがなくなり、ほかのカーテンブランドが取り扱う似寄りの生地で納めていました。数あるボイルレースをお届けしてきた中で何度も「綺麗!」と言われたのはLINDERだけ。
今回、ボイルレースに加えてラインナップも加えての販売を開始することになりました。フランス人によるカーテンは、単なる“日よけ”ではなく、部屋の印象を左右し、家族や来客の心に残るインテリアアイテムです。LINDERのファブリックは、そこに「物語」と「感性」を与えてくれる、まさに“フランスの手仕事の粋”。
日本国内ではまだ流通の少ないLINDERの商品を、ルドファンが独自にセレクトし、実際に手に取ってご覧いただけるように準備しております。デザイン・機能・ご予算などに合わせて、経験豊富なインテリアコンシェルジュがご相談にのります。
店頭またはご予約制相談にてご覧いただけます
店頭に大きな生地見本を取り揃えてございます。ご興味のある方は、どうぞお気軽にご予約のうえご来店ください。
フランス発・LINDERの世界を、ルドファンで。
一枚の布から始まる、特別な空間づくりを、ぜひご一緒に。