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自由が丘カーテンジャーナル。自由が丘のカーテン屋さんルドファンがお届けするカーテン専門のブログメディアです。

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部屋の印象はカーテンで8割決まる|プロが教える失敗しない選び方


ご来店いただいたお客様に、まずこんな質問をします。
「どんな雰囲気のお部屋にしたいですか?」

はっきりとイメージをお持ちの方もいれば、
「正直、どんな種類があるのかもよくわからなくて…」
と、逆に質問されることも少なくありません。

でも、それで大丈夫です。
カーテン選びは、最初から正解を知っている必要はありません。


目次

まずは“大きな違い”から考える

カーテン生地は細かく見ていくと本当にたくさんありますが、
最初はシンプルに考えるのが失敗しないコツです。

大きく分けると、

  • 光沢感のある、少しエレガントなタイプ
  • マットで、ナチュラルな質感のタイプ

このどちらが好みか、というところから始めます。

実際に生地を見比べていただくと、
ほとんどの方が自然と「こっちが好き」と選ばれます。

あえて対照的なものを見ることで、
頭の中のイメージがすっきり整理されるのです。


無地か、柄か。多くの方が迷うポイント

次に悩むのが、
「無地にするか」「柄を入れるか」。

無地だと少しさみしい気がする。
柄物だと飽きそう、派手になりそう。
ここで立ち止まる方はとても多いです。

無地を選ぶ場合の考え方

無地を選ぶ場合は、
カーテンレールやタッセルなどのアクセサリーとの組み合わせで、
生地の魅力を引き立てることができます。

ここで大切なのが、生地の質感です。

凹凸の少ない薄手の生地は、
面積が大きくなるほど安っぽさが出やすくなります。

そんな時は、

  • 裏地をつける
  • 生地を多めに使ってボリュームを出す

といった工夫を加えることで、印象は大きく変わります。

無地のカーテンは
「生地で決まる」
と言っても言い過ぎではありません。


プリント柄は派手になりすぎない?

プリント生地は柄がはっきりしているため、
「派手になりそう」と心配されることがあります。

ですが、カーテンはヒダを取って仕立てるため、
平面で見る生地ほど柄が主張することはありません。

大切なのは、
柄そのものよりもベースの色が部屋に合っているかどうか

日本の住宅は白い壁が多いため、
色柄が強い生地をそのまま合わせると、
浮いて見えてしまうことがあります。


壁とのバランスは意外と簡単に整えられる

そんな場合は、

  • 壁紙を張り替える
  • 室内用の無臭ペイントで塗装する

といった方法で、
カーテンを引き立てつつ部屋になじませることができます。

「壁紙の張り替え=高い」というイメージをお持ちの方も多いですが、
実際にはそれほど大がかりな工事ではありません。

色合わせも含めて、
プロに任せていただければ安心です。


ジャガード生地が持つ特別な質感

ジャガードは、
異なる色糸や素材を使い、織りで柄を表現した生地です。

立体感があり、
自然と空間に高級感を与えてくれます。

クラシック柄からモダンな幾何学模様までデザインの幅も広く、
リビングなど家族が集まる空間に特に向いています。

世界的にジャガード工場は減少しており、
今後ますます貴重な存在になるとも言われています。


刺繍生地は「使い方」がポイント

最近増えているのが、刺繍の入った生地です。
立体感と高級感は抜群ですが、正直かなり高価です。

そのまま全面に使うのではなく、

  • シェードにする
  • 無地の生地と組み合わせてフレームのように使う

といった工夫をすることで、
コストを抑えながら生地の魅力を最大限に引き出すことができます。

これは、カーテン専門店ならではの考え方です。


カーテンは「仕立て」で仕上がりが変わる

カーテンは、生地を選んで終わりではありません。
どんな指示を出して縫製するかで、
同じ生地でも仕上がりは大きく変わります。

メーカー縫製は安心感がありますが、
いわば「平均点」の仕上がり。

料理でいえば、
良い食材を誰に調理してもらうか、
それと同じことです。


失敗しないために一番大切なこと

カーテンは、

  • 取り付け位置
  • サイズ
  • タッセルの位置

ここまで含めて完成します。

採寸から設置まで、
同じ担当者が最後まで関わること。
これが、失敗しない一番の近道です。

毎日使うものだから、
毎日目にするものだからこそ、
ベストな状態でお届けしたい。

それが、私たちルドファンの考え方です。



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