ドレクセルの家具の修理のご紹介です。
公式LINEを開設してから、お問い合わせの件数が増えました。ありがたいことです。
今までは、お電話から始まりメールに写真を添付していただく流れになっていたのですが、メールアドレス入力の煩わしさや写真画素数の調整などが必要なことから、お問い合わせにお手間を沢山かけてしまっておりました。
もっと手軽でチャットのようなやり取りも可能なLINEを導入したところ、大変好評で 今ではほとんどのお客様がこちらをご利用いただいています。
ドレクセル丸テーブル修理のご依頼
さて、今回のお客様もLINEからお問い合わせいただきました。
ドレクセル丸テーブルのリフォームのご依頼なのですが、下部の台をワンちゃんに削られてしまったというもの。
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5183-scaled-e1706952056625.jpg)
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5182-scaled-e1706952075163.jpg)
色々なやり方があるのですが、台の部分は足元なので表面を削って塗装、厚みの部分については突板を貼って塗装をすることで凝視しなければ気にならない程度の仕上げをご提案しました。
天板は一部カット カット面は突板を貼って違和感のないように仕上げる形で進めることになりました。
塗り直しは既存塗膜をすべて剥離して、ドレクセルと同じ方法で塗装作業を進めていきます。
濃淡は塗り重ねていく中で部分的に拭き取り、虫食いのような黒の斑点はスパッタリング加工と言って黒い塗料を使って再現します。
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5283-e1706952224342.jpg)
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5285-scaled-e1706952302685.jpg)
手作業によるドレクセル家具の生産
もともとドレクセルの家具は職人によって風合いが違って仕上がっています。
オートメーションの機械ではなく手作業が多い家具ならではの手間暇かけて作られているのがよくわかります。
修理を完了して蘇ったドレクセル家具
工場から綺麗になって戻ってきました。下の台の部分も綺麗になってよい感じです。
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5310-scaled-e1706952406757.jpg)
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5313-scaled-e1706952463154.jpg)
![](https://www.le-dauphin.net/reforms/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5314-scaled-e1706952516805.jpg)
ドレクセルの家具は 表面が木目に沿って凹凸が出てしまうと修復が難しくなってしまいます。
そんな状態になる前にご相談いただければ綺麗に修復することができます。
大切な家具をいつまでもお使いいただけるようそんなお役に立てれば幸いです。
ドレクセル以外の家具も修復いたしますので、お気軽にお問合せください。