ハンターダグラス デュエットシェードの修理(新宿区の施工例)

こんにちは。カーテンと住まいのリフォーム専門店「ルドファン」の砂村です。
新宿区にお住いのユーザーより、ハンターダグラス社の「デュエットシェード」修理をご依頼いただきました。
デュエットシェードとは、ハニカム構造(蜂の巣のような断面)のスクリーンが上下するタイプの製品です。

デュエットシェードの製品タイプのご紹介

標準型

上部固定でスクリーンが上下するタイプ。

トップダウン・ボトムアップ型

標準型動作＋上部がレールから離れ上下するタイプ。

デュオライト型

透過性の生地（レース）と遮光性のある生地が2階建てになっているタイプ。

症状：昇降コード切れによる操作不良

ハンターダグラス製品の故障で多いのが、
①操作コード切れ　
②昇降コード切れ　
③操作部ギアの破損　
④両サイドキャップの破損に伴う脱落
基本的に部品交換と機構部の清掃で修理は可能ですが、製造経過年数により修理ができないケースも出てきます。

今回のケースは、操作コードが切れてしまい、操作ができない状態でした。

ハンターダグラス製品全般にいえることは、脱着にコツがいること。製品や製造時期によって部品が異なるため、取り外すには経験値が必要になってきます。ユーザー自身で取り外すことが困難なケースもあるため、当店では基本お引き取り＆お届けにお伺いしております。

今回のシェードは、幅が3m近くもある大型のトップダウン＆ボトムアップ式のデュエットシェードでした。

このタイプは昇降コードの絡まりを防止するために、ボトムに重りがいくつも入っているので総重量としてもかなりの重さです。
トップを上下させるために操作コードとボトムを上下させるための操作コードの2系統で動かしています。

よって、10本の昇降コードと両サイドの操作機構部＆コードをすべて交換する作業を行います。

デュエットシェード修理手順

デュエットシェードの修理はすべての部材を分解

部品交換及び既存部品の設定をリセット

状態を確認しながら慎重に組み上げていく

作業中は机の上が部材とコード類であふれるため、途中で作業を中断できず最後まで一気に組み立てていく必要があります。

動作確認を実施

今回のデュエットシェードはあまりにもサイズが大きいため、スクリーンの平行調整は現地で行うことにしました。

全てのお調整を終えて修理完了です。

修理にに当たっては、ハンターダグラス側とのやり取りを経て必要部材の選定する必要があります。
当店は、ハンターダグラス製品の正規販売店ということもあり、メーカー側担当者がとても協力的で助かっています。
ハンターダグラスの製品は、意匠性が抜群に高く窓辺に設置したときに光の入り方がとても綺麗です。
最近は、手動に加え電動製品もリニューアルしていますので、さらに使いやすく進化を遂げています。

ハンターダグラス製品は購入時のイニシャルコストは決して安くはありませんが、当店でご購入頂くお客様には、永くご使用頂くための「コツ」をお伝えするようにしています。

ハンターダグラス製品の修理のご依頼にあたって

当店でご購入されたお客様は、ご購入時データを持っていますので、迅速に部品を取り寄せ、できるだけ短期間で修理をさせて頂きます。
他店でご購入された方も修理を承りますので、製品本体番号（製品貼付のメンテナンスシール又はギャランティーカード）または、下記のデータをご用意のうえ、お問い合わせください。03-5701-6321

①製品名
②購入年月
③購入店
④購入台数
⑤製品の大きさ

近年は他メーカーから類似製品もリリースされています。当店では、ハンターダグラスに加え、FUGA、ニチベイのHA・NA・RI、ノーマン、ルーセントホームなど比較検討頂けるように大型実物サンプルを展示しております。