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カーテン施工例

ブレイクスタイルのカーテン ~東京都世田谷区

今回ご紹介するのは、ブレイクスタイルでお仕立てしたカーテンの施工例です。

目次

ブレイクスタイルのカーテンとは

カーテンの裾を床に引きずらせる仕様をブレイクスタイルといいます。
日本国内でのカーテンの裾は床上がり1㎝上げ主流となっています。
(掃き出し窓の場合 腰高窓は除く)

ブレイクスタイルカーテン

▲ブレイクスタイルのカーテン

なぜ1㎝上げなのか?

床にカーテンがついていると汚れがついて汚い(汚れるのが早い)が一般的に多いのではないでしょうか。

そもそも日本のカーテンの生地の組成にも1㎝上がりの理由があります。

日本のメーカーほとんど全ての主流は『ポリエステル』がダントツで1番多いです。というよりポリエステルのみといっても過言ではありません。(もちろん100%という訳ではございません)

※ポリエステルも素敵な組成です!(←お間違えないように)

ポリエステルの生地はハリが強い為そのままではきれいなウェーブが出ないことが多いです。そこで『形態安定加工』や『形状記憶加工』をカーテンに施し、きれいなウェーブを演出させています。
この『形態安定加工』や『形状記憶加工』を施している場合、カーテンの裾は床上がり1㎝上げにするときれいにウェーブがかかったカーテンを演出します。

その反対に『形態安定加工』や『形状記憶加工』を施した状態でブレイクスタイルをすると床にカーテンが自然につかない為、変に感じる場合があります。
(ウェーブは人口的で裾が床についた際、人工的なウェーブが施された状態でカーテンの裾が床に着くので違和感を覚える場合があります)

※『形態安定加工』や『形状記憶加工』は人工的に施したきれいなウェーブ

ブレイクスタイルの多くはヨーロッパで普通に取り入れられています。
ヨーロッパは日本のようにポリエステル素材が少なく天然繊維を使用したカーテンが主流です。(リネン《麻》・コットン《綿》・シルク《絹》・ウール《羊毛》などなど)※レースカーテンを除く
天然素材由来のやわらかに表現されたカーテン生地をブレイクスタイルにお仕立てすることでよりエレガントな表現となります。

化学繊維(ポリエステルなど)と天然繊維(リネン・コットンなど)の違い

化学繊維(ポリエステルなど)

化学繊維(ポリエステル)は、素材の特性上『静電気』を起こします。
静電気が起こるということはカーテンに埃がまとわりつく、イコール汚れやすいということになります。
化学繊維は汚れても洗濯機に入れて水洗いができるという良さもあります。

また、紫外線にも強い為、色焼けや裂けにくいといった堅牢さを持ち合わせています。
※人工的な光沢も特徴です

天然繊維(リネン《麻》・コットン《綿》・シルク《絹》・ウール《羊毛》など)

天然繊維は化学繊維とは真逆になります。
静電気が起こりにくい為、汚れにくいですが洗濯はできません。※水洗いによる収縮のリスクを避けるため
その為、定期的にクリーニングに出す必要があります。
また、化学繊維と比較して紫外線にも弱い為、経年劣化による色焼けなど耐久性はポリエステルに比べると早いのも事実です。海洋ポリエステルに代表されるよう、自然界に戻りにくいのが化学繊維です。(天然繊維がすぐに色焼けや裂ける訳ではありません)

上記のようにポリエステルが主流の日本にとってはブレイクスタイルになじみがないのも仕方がないように感じます。
ただ全てのインテリアにブレイクスタイルがいい訳ではないですので、お部屋の雰囲気に合わせて演出できると素敵さがより素敵になるというお話です。

皆さまはどの生地(組成)がお好みでしょうか?
好きな生地や組成は人それぞれです。
皆さまにとりまして素敵なカーテン生地との出会いをお手伝いすることが私どものお仕事です。ぜひご来店頂き思いのたけをお伝えください。

ご来店お待ちしております。

天然繊維のカーテン

▲ANTONIO FERRE 100%リネンのカーテン

天然素材のカーテン

▲アイアンレールと100%リネンカーテンの組み合わせ

今回ノーマン社のウッドシャッターも同時にご注文頂きました。
天然素材(コットン・リネン)の質感とウッドシャッターの木の質感が非常に相性が良く、お部屋の雰囲気を1段階上げてくれます。

NORMANウッドシャッター

▲ノーマンのウッドシャッター施工例

【東京都世田谷区】

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